髪を切りに行く

 スマホの目覚ましを止め忘れて、休日だけどいつもの時間に起こされ、またすぐ寝た。最近必ず二度寝している。不眠症ではないのだけれど何かの調子が悪い。老化か。心労か。


 それでも9時に起きて朝食の支度をする。今日は彼氏の分も用意する。と言ってもランチパックをトーストするだけ。トースターの中に4枚敷き詰めたらギュギューになった。このトースターはパンを焦がすことを使命としているので、かた時も目を離すことが出来ない。

 今日は無事にこんがりきつね色に仕上がった。ただ焼いただけなのに、とてもうまい。ひと手間かけてたというスパイスのせいだろうか。飲み物は紅茶花伝のレモンティー。最近こればかり飲んでいる。少し苦くてとても好みの味。

 録画した月9を見て、タオルの生乾き臭がひどいだの、アーアー言って散髪へ。


 久しぶりの散髪。2ヶ月ぶりか。いつも通り刈り上げの短髪にしたら顔の長さが際立った。眉毛カットが無料だったのでやってみたら、ちょっとだけ凛々しくなった様な気がする。

 仕上げにワックスをつけるかジェルをつけるか聞いてきたので、どっちがいいですか?と逆に聞き返したら、少しめんどくさいそうに、どちらでも似合いますよ。と何も解決しない会話が成立したので、ジェルをつけてもらった。ジェルの方が洗う時すぐ落ちるからだ。


 散髪が終わってぶらぶら歩いていると、期間限定で化粧品とかを安売りしてる店があった。怪しそうな佇まいに興味をそそられる。元値が1500円のローションが100円で売っていたので買ってしまった。あまりに安いので不安である。これでカサカサは治るのだろうか。

 昼食は昔行ったことがあるラーメン屋へ。当時Google+のラーメンコミュニティで、ここのレビューを書いたら、管理人からコミュルールがどうのこうのと、お叱りを受けた。クソが。

 でもラーメンは最高にうまい。ツルツルした全粒粉の麺に、魚介と鶏の白湯スープがよく合っている。標準で煮卵が入っているのも心が満たされる。

 時節柄カウンターには一席毎に衝立がつけられていた。これはいいシステム。コロナ終息後も続けて欲しい。


 帰りにずんだ餅をお土産に買って、彼氏と2人で食べたら眠くなったので昼寝をした。

 起きたら彼氏が買い物から帰ってきて夕飯の支度をしていたので、薄目を開けて見ていた。 こんな毎日がおじいさんになっても続いて欲しいのに、もうすぐ実家に帰らないといけない。頭の中でまた暗い想像が膨らみそうになったので、この日記を書いている。

 

 午前中に所用を済ませて午後は寝る。理想的な休日を過した。もう少しで最高の夕飯が出来上がる。楽しみだ。